私信 >遠くの君へ



君のところからアクセスできるかなぁ...

あの頃、お互い必死にだったね。
間近に迫った、写真展。
京都の大学写真部が一同に会する、最初で最後のイベントやったね。
君は違う学校やったから、衣笠まで、よくミーティングにきたね。
とにかく、忙しかったねぇ....搬入の計画、場所割り、スポンサー集め....
僕の出展作品をみて、「ステキな写真」って、うれしかったよ。
写真について、よく話し合ったね...
シャイで、お笑い系の僕は、ふざけるばかりだったけど。
「せんぱ〜い!」っていう明るい声が、いまでも耳に残っているよ。

君に言い忘れたことがあったんだ。
あの時は、ほんと、不器用だったから、
君の撮った写真にうまくコメントできなかったけど、
今は素直に言える。
僕、好きだったよ.......。

あれから、11年か、あっという間だったよ。
マルと僕は、結婚したよ。今は二児の父親だよ。
君は、「お似合いのカップルね」って言ってくれたよね。

仕事に追われ、気がついてみれば、
もう、若くないんかなぁ〜って。
だから、写真と真剣に向き合った日々がなつかしくてね......
ほんと、輝いていたよね、あの頃、お互いに。



卒業して一年、突然の訃報.....
信じられなかったよ、信じたくなかったよ。
君の笑顔は、僕の永遠の思い出になるのかなぁ.....


白黒写真塾にアクセスして!


そして、僕の写真を見て。
当時の作風のままでしょ、なつかしい?
君がほめてくれた写真もあるんだよ。
そうそう、「ナミコ」って写真、僕の娘。
君のような明るい子になってくれるといいなぁ。

今も僕、がんばってるでしょ。
あの頃のように.......
気に入った写真ある?
写真について、また話し合おうよ! 
今度はふざけないから

君の声がききたいんだ..........

君が好きそうな何気ない写真、ここにアップしておくから。



ナオ  1998/3