ネガの整理をした。
想い出の糸を紡ぐ作業である。

ただ撮りたいから撮った。
深く遠い日のあの想い。
僕だけの誰も知らない秘事。

言葉を知らなかったから、
何かをおそれていたから、
あふれる想いをつたえられなかった。

そう、僕はシャッターを切るしかなかった。

ひろこ.....
君の瞳の輝き、僕は忘れない。
もしも、ゆるされるのなら、
僕はすべてを捨てるだろう。
今でも....

けいこ......
なぜ、君はいってしまったの....
そこに、求めているものはあった?
なかったのなら、かえっておいで。
僕のもとへ.....

あぁ、僕が愛した女たちよ!


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